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カテゴリー「徒然」の記事一覧

新そば祭り

明日、神崎では「新そば祭り」 が開催されます。

赤い花が咲く"高嶺ルビー"という種類のお蕎麦だそうです。
先日、近所の酒屋さんでその花を見せてもらいました。
蕎麦の花とは思えない可愛らしい花でした。
この花からどんな蕎麦ができるのかと想像すると、とても食べてみたくなってきました。
明日は、天気もいいようなので娘を連れて行ってみようと思います。

日時:11月7日(日)
時間:10時~3時
場所:神崎陣社下信号そば(旧国道356号線沿い)

お時間のある方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

智美

先週月曜日、ようやく播種完了。

しかし、それ以来、畑にまわれず・・・

次行けそうなのは、やはり月曜日か。

鳥に食われてませんように。

種まき準備

自家畑
小さいけど畑を借りています。
ほんとは、自分の家で食べるくらいの
野菜は作りたいなぁと思っていましたが、
気がつけば6月・・

本来の目的は大豆。
そろそろ種まきの時期です。

ということでいよいよ今日は草刈り耕耘。
耕運機
なんとかここまでやりました。ふ~

この程度の面積で何ができるかわかりませんが、
枝豆の試食や、1回くらいは豆腐の製造もできるかな。
いずれにしてもお客さんと一緒になって楽しみたいと思います。

来週は種まき・・・です!

キャベツ。

キャベツパスタ
キャベツをいただきました。

この時期のキャベツは美味しいですよね。
そのままでも、蒸しても、さっと炒めても何でもいけます。

そしてクリームとの相性も抜群ですね。

ということで、豆乳クリームパスタ。

オリーブオイルで炒めたキャベツに豆乳を入れ、
そこへ茹でたパスタを投入で出来上がり。
超簡単。
隠し味に味噌、こくを出したいなら胡麻ペーストやピーナッツペーストを。

お試しあれー

細胞レベル

今日、ある雑誌を読んでいたら、
「サイゼリヤ」の堀埜会長がいいことを言っていました。

それは「味」に関する話で、
「味」には2種類あって、一つは「舌でわかる味」。
これを追いかけて商品開発をすると、最初はとても良く売れるんだけど、
他の商品が売れなくなって、結局、その商品も売れなくなる。

二つ目は「細胞でわかる味」。
これは毒がないってことだそうです(笑)。
「おいしい」って思わせたらだめ、
「おいしい」っていうのはだいたい「毒」。

全部食べ終わったときに、
「まずくなかった」
と思わせることが最高。。。

こういう商品はロングセラーになるのだそうです。

「月のとうふ」のとうふも、
気がついたら毎日さりげなぁく食卓にのっかている・・・
そんなとうふであり続けたいです。

「サイゼリヤ」・・・ちょっと行ってみますか!?

休日の夕食

ピザ
酒粕おからドーナツの 生地の残りで手作りピザ。

buono!!

聡美さん、ありがとうー

店じまいの間際、
上さんが外から呼ぶので何事かと出てみると、

「月」

でした。

まだ日が落ちきらない空をぼんやり照らして、
なんとも言えず幻想的でした。

しばし無言。

たまには月でも眺めてください。
違う世界への入り口が開けるかもしれません。

職人 魂

今朝、「高橋幸夫」という人の訃報をネットで知り、
思わず声を上げてしまいました。

「高橋幸夫」さんは伊勢原にあった「ブノワトン」というパン屋のオーナー。

僕とは縁もゆかりもなく、
声をあげるなんて大げさな話なんですが、
以前、ある雑誌で�橋さんの記事を読み、
修行中だった僕のくじけそうな心に鞭をいれてくれたのでした。

42歳の若さでの急逝・・僕と同じ歳。
いつかお会いしてお話してみたかった・・・

�橋さんが生前、お店の回覧板としてお客様に配られていた文章を、
ある方がブログに掲載されていたので、転載させていただきます。
職人を目指す全ての人、ものづくりに関わる全ての人に読んでもらいたいと思いました。
(無断転載、お許しください。)


さて、高橋の勝手な文章にまたお付き合い頂きましょう!
過去の回覧板が欲しいお客様は、遠慮なくお申し付け下さいませ。
今回も数通お手紙をいただきました。ありがとう。
毎度の事ながら、本当にブノワトンが順風満帆に経営していて
何の問題も無いように思われている、不思議だな。
「経営者は必死」です。
日々起こる問題は富士山の如く。
使用する材料は自分が納得しないと使わないし、
塩・糖類・油脂・粉・卵・肉類・水・乳製品・穀物類などは
徹底的に経費を掛ける。
内部告発されてもOK(笑)。
ここまでやってダメならいつでもお店を閉める覚悟だし、
唯一、私のプライド。
それでパンが不味いとなれば私の力不足。切腹!
経営も商品もトラブルも全て「自己責任」。常に背水の陣。
正直、毎日不安です。

細かく言えば、弟子に対する指導力の不足も含めすべて「トップの責任」。
だからストレスは溜まりっぱなし。
弟子を真剣に育てたい・一人立ちできるヤツにしたい・
この会社を任せたいと思う人材が現れた時は、
真剣にぶん殴るし、怒鳴りもしますよ。
それについて来れた者は将来に渡り徹底的に可愛がりますし、
私自身もそうされています。
それが、情と言うものでしょう。

私は何回かに渡り、ブノワトンの経営・過去の苦労話を文書にしてきました。
お手紙を頂戴する方々の多くは、何かすぐにでも今の現状を抜け出したい!あぁどうしよう。
結果を早く求めすぎるし「歯がゆい」のなんのって!
私自身も駆け出しの経営者だし、神様でもなければカウンセラーでもない、一職人です。
もっと建設的で、共感できる内容には心が動くのですが...。

また、発想やセンスは自分で磨くもの、それを形にするから喜びも生まれる。
個を演出して楽しもうよ。

もう一度だけお話しましょう。
店主・高橋は、17歳の若さでコックの修行に入り、1年以上皿洗いをしました。
どうでしょう?皆様方は、続きますか?耐えられますか?

手はボロボロ、かゆくて眠れない。平均睡眠時間は3時間。
毎日怒鳴られ、蹴飛ばされ競争相手は多く、仕事はいつも雑用。
持病の喘息をかかえての修行は、本当に・本当に・本当に辛かったな。
休みはあっても先輩が出勤すれば...。
私の先輩たちも辛い修行を耐え抜いたつわものばかり。
そんな生活が5年間続いた。
だから、私は「人よりも多く技術を盗み・学び絶対に人を使う側になるぞ!」と心に決めていた。
17年前、私の友人は年収300万円、若干22歳で。
私は手取り84万円。今で言う2極化だよ。

当時、職人を志す者には低賃金は当たり前の世界だった。
散々バカにされて悔しくて眠れない事があったな。
今に見てろと物凄い反骨精神を持った。
今の若人に足りないものだな。呪いに近いよ(笑)。

...と書きつつも、私の苦労話はこの辺で...きりが無い。

人の上に立とうと思った時点で、学ばなければいけない物事が
何十倍にもなるよね。
正直、私はそれ自体を苦とは感じないし、当たり前な事。
常に悩みながらも、つまずきながらもプラス思考で物事を考える様にしている。
「だって前に進むしかないじゃない」。
経営者が他力本願だったり、景気の動向を世の中のせいにするようであれば
今すぐに「閉店」した方がいいよ。苦痛じゃない?
誰も恵んじゃくれないぜ。

高橋の思考は、

1己を信じる。
2常に先を読む。
3小事は思ったら即行動に。
4商売は損得抜きで勝負。
5過ちはすぐに正す。
6意味のないプライドは持たない。
7直感に従う。
8大事は焦らず時期を待つ。
9努力を楽しむ。
10取引先を泣かすな。

これが高橋幸夫の基本姿勢...。

と、書きながらも人一倍悩むし、へこむし、
イラつくし常に心の中に葛藤がある。

そんな私に偉そうなことを言う資格はないが、
22年間一直線に職人をしてきた自負がある。

しかし、これからの人生を歩まれる若者へのアドバイスは、
「信じる道を進め」
と強く言いたい。
1にも2にも3にも耐える力を養う事。
給料が安くても仕事がきつくても自分が選んだ職業なら
好き嫌いを言わず、将来の自分自身の血となり肉となることを
心に刻み勉強して欲しい。
何度挫折しかけてもいいじゃない!
崖から落ちても這い上がればいい、
信じる道に食らえ付いていく。
そうすれば絶対に活路が見出せるよ、
何事にも換えられない自信と勇気が備わる事を私自身が体験している。
その自信が私生活も含め数多な逆境を乗り越える原動力になる。

「職人」。
カッコイイじゃない!

お金は後から付いてくるけど、過剰な欲を持たない事。
相応であればいい。

世の中はよく出来ていて、その時の「自分の実力以上のお金は入らない」もの。
法で裁かれ財を失う者、ゆとりに浸り過ぎて精進を怠る者。
お金も人を択ぶ、努力した者が好きなんだな。
ホントだよ!。

私は少しでも貯まったお金は「自分自身の描いた夢」に投資する。
弟子の勉強にもなるし。
湘南小麦プロジェクトやミルパワージャパンにね。
「初心」を忘れないで、神様はちゃんと見ているよ...店主。

合掌。

先日、みなみ屋さんに、

「ずーっとリンゴ見てます!」

って言われて、ブログを見直すと年末から更新ゼロ(汗)。

この3ヶ月、思い返せば、色々あり、ブログネタも山ほど。
何から書いてよいやらわからないような有様・・・

とりあえずお伝えしたいことは、
「月のとうふ」がまだ存在しているってこと!
元気にやってますー

で、昨日は寺田本家さんの「お蔵フェスタ」でした。
僕はずっと豆腐を造っていてお祭りの様子もわからなかったのですが、
2万人を超える来場者数があったようです。
「月のとうふ」にもたくさんにお客さまが来ていただきました。
本当にありがとうございました。

月のとうふ前で出店されていた、
「竹松うどん」さんと「こんがりパン屋」さん、
そしてわざわざ会いにきてくださった「ネココロ」さん、
さし入れありがとうございました。
おいしかった!!

そして、「新月市」です。
この話は次回に。
次回が年末とかにならないように頼むよ、俺。

奇跡の

りんご
いただきました。

明日、1年の締めくくりにいただきます。

神崎にいると、色んな奇跡が起こります。

ありがとうございました。

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