井戸掘りは、隣町香取市の斉藤さんにお願いをしました。
上総堀りです。手元のレバーを上げ下げしながら、
上から鉄管を突いて掘り進めます。
かなりマニュアルです。まさに手仕事。
手元の振動で、ある程度の地層がわかるのだそうです。
結論としては、2本掘りました。
一本目は30mと深く。
しかしながら、水量は田んぼができるほど太かったのですが、
ミネラルの味がきつすぎて、豆腐製造には向きません。
そこで、別の位置で、今度は1メートル単位で地質を見ながら掘りました。
写真は掘った土のサンプル。
一番右側が4mの土で、左へ行くにしたがい1mづつ深くなっていきます。
赤っぽい土のところからいい水が取れるのだそうです。
なのでこの層では4mから8mくらいまでが美味しいところ。
2本目は、その層から取水することにしました。
で、出た水を実際に飲んでみると、軟らかい!
うまい豆腐ができそうな予感。
後で聞いた話によると、
寺田本家さんも同じ深さから仕込み水をとっているとのこと。
この水でどんな豆腐ができるか、気持ちが逸ります。
斉藤さん、ありがとうございました。