さて記事を書こうと思い、
大桃豆腐に来た頃を思い出そうとしていたのですが、
そういやそのころブログを書いていたなと思いだし、
改めて読んでみると、当時の生活や心持ちがありありと記されていたので、
今回の記事は横着させていただいて、そのブログをご紹介させていただきます。
昔自分の書いたものを読まれるのはけっこう恥ずかしいものですが、
そのときの思いを伝えるにはこれが一番よいかなと。
今、大桃豆腐での2年間を振り返り、
本当に大桃豆腐で修行できてよかったと思えます。
僕は本当に幸運でした。
たくさんの種類の大豆で豆腐を作ることができました。
製法に正解はなく、固定観念は進歩の邪魔でしかないことを教わりました。
人とのつながりの大事さを知り、実際に多くの人たちとつながることができました。
「とうふ屋」の持つ大きな可能性を見せてもらいました。
そして何よりも、たくさん豆腐を作らせてもらいました。
大桃さんには一生かかっても返せないものをもらいました。
今はそれをどう返していくか、その術を知りません。
ただ、大桃さんに言われた言葉、
「恩はもらった人に返すんじゃなくて、他の人に返しなさい。」
その言葉を胸に、大桃さんの思いを、たくさんの人に伝えていきたいと思います。