先週、こうざき自然塾の鈴木さんと連れだって、
安房鴨川の菜の花豆腐へ視察に行ってきました。
ここはまだ新しいお店で、
決していい場所ではないのに、
けっこう売上げがあるということで、
店作りの参考になるかなぁと出張ったわけです。
話によると、観光客やゴルフ帰りのお客さんなんかも多いようで、
商品も「枝豆豆腐」「小豆豆腐」「胡麻豆腐」など
お土産にできるようなものにも力を入れてらっしゃいました。
お店の中は、製造工程がよく見えるようにガラス張りに。
これはとても大事ですね。
お客様も、どんな人がどうやって作っているのかを
知ることができて、「安心」して買い物ができると思います。
房総へ来た目的はもう一つあって、
いすみ市にある「パン屋タルマーリー」 さんを表敬訪問してきました。
タルマーリーさんでは、
こうざき自然塾の小麦を使っていただいているのです。
お店と工房は、古民家の納屋を改装されて作られていました。
かなりの部分をセルフビルドされたそうで、
お店全体の雰囲気にも「手作り」というのが滲み出ていました。
お店の中には、使用している原材料が
全て瓶に入れてディスプレーされていて、
それぞれに説明書きがつけられています。
店主の渡辺さんは、半端ではないこだわりでパン作りをされています。
「甘み」も砂糖などは使用せず、麦を煮詰めて
いわゆる「麦こがし」を自分で作って使われています。
原材料は地のものが基本、なければ近郊のもの、
それでもなければ国産のものを調達するとのこと。
しかしドライフルーツはなかなか国産のものがなくそれが悩み。
止めるかどうかかなり悩んでらっしゃいました。
豆腐屋はここまで考えてものづくりをしているか・・・
色々と考えさせられた一日でした。